今までは企業ごとに業績や財務状況を調査してましたが、2つの企業を比較してみたら、それぞれの会社規模の違いがよくわかるようになりました。
今回は、小売大手のウォルマート(WMT)とコストコ(COST)を比較してみました。
日本にウォルマートがないので、イメージできてませんでしたが、ウォルマートの方が全然大きな企業だったんですね。でも利益をあげる力はコストコが勝ってて、規模で勝負するのか効率性で勝負するのかの違いなのかなと思います。
自己資本比率
従業員数
従業員数は10倍以上。
売上高
売上・営業利益は3〜4倍くらい。コストコは倉庫みたいな売り場に陳列するだけなので、従業員一人当たりの売り上げは大きいんですね。
売上
営業利益
営業利益率
営業利益率は共に3%台なので、ほぼ同じ。小売業の営業利益率は低いんですね。
フリーキャッシュフロー
フリーキャッシュフローは、ウォルマートの方が5倍くらい。自由に使える金はウォルマートの方が潤沢でした。
営業CFマージン
営業CFマージンは、4%台でほぼ同じです。
1株利益・配当
1株あたりの利益・配当は、コストコの方が高いです。1株あたりの価値は、コストコの方が高いですね。
1株利益
1株配当
配当利回り
配当利回りはウォルマートの方が若干高いです。
資産
資産はウォルマートの方が断然多いです。規模はウォルマートですね。
総資産
流動資産
固定資産
負債
負債も資産同様ウォルマートの方が断然多いですね。
流動負債
固定負債
流動比率
短期的な企業の支払能力を表す流動比率はコストコが勝ってます。ウォルマートは100%を下回ってますので、若干心配です。
純資産
純資産はウォルマートの方が5倍くらい。
ROA・ROE
総資産利益率(ROA)・自己資本利益率(ROE)は、コストコが勝ってます。資金をうまく使う能力は、コストコの方が優れているようです。
ROA(総資産利益率)
自己資本利益率(ROE)