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eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)ってどう?安心して放置できる投資信託

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、投資対象としてどうなんでしょう?

世界中の株式に分散投資していますが、世界の中には成長率が停滞している国々も多いので、突出した利益は得にくそう。

あと、アメリカの次の経済大国であるはずの中国の比率が少ないことから、経済規模に応じた分散はできてなさそうな感じでした。

ただ、分散のメリットは強いので、安定的に資産を増やしていけます。ある程度の資産額を持っていて、資産を減らさずにそれなりの利益が欲しい人にとっては良いかなと思います。

※2020年7月23日時点の目論見書の情報から抜粋しています。

 

投資対象の国

半分はアメリカに投資されています。2番目に多いのは日本で、次いでイギリス、フランスなどのヨーロッパ諸国です。

先進国の保有状況は良いですが、中国が4.9%しかないので、少し違和感があります。中国は経済規模が2位なので、一般人感覚で考えると、日本と同じくらい保有したほうが世界分散してる感じになるんじゃないかなぁと思いました。

 

投資対象会社

マイクロソフト、アップル、グーグルなどお馴染みの顔ぶれです。少し違うのは8位にネスレが入ってることくらい。ネスレって、わたしの周りではコーヒーとかミロとかのイメージしかありませんが、そんなに大きな会社だったんですね。

 

価格・総資産額の推移

2020年はコロナショックで急激に落ち込んでいます。世界に分散しているといえども、世界規模のショックにはどうしようもありません。

ただ、2020年12月時点では、ほぼ回復しています。

投資信託は一度買ったら、解約するのは十数年後の長期投資を見据えたほうがいいですね。3月頃に慌てて解約してたら、大損です。

※注意 このグラフには4月30日までの状況しか載っていないので、戻り切っていないグラフになってます。

 

まとめ

〇世界中の株式に分散していて安心して長期保有できる。

〇ある程度の資産額を持っていて、資産を減らさずにそれなりの利益が欲しい人にとっては良い。