積立NISA

全世界の株に分散投資!初心者が安心して積立できる投資信託

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、全世界の株式に分散投資している投資信託です。

手数料も安く、日本も含めた全世界の株式に投資していますので、何を買えばいいのか迷った場合はこれを買っておくと安心です。

このページは、2020年4月12日時点の情報を元に調査しています。

情報元:楽天証券

投資対象の割合

国別で見ると全体の55%はアメリカです。アメリカに次いで、日本、イギリス、フランスが続いていきます。

経済の中心はアメリカですのでこの割合になるんでしょうね。そして新興国も10%くらい含まれています。と言っても中国・韓国・台湾が半分くらいです。

投資対象は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスという指標に連動しています。

 

パフォーマンスと資産額の推移

2020年3月ごろから、コロナショックの影響で世界各国の株価は急落しました。その影響で投資信託の価格も急落しています。

結果、現時点でのパフォーマンスはほぼプラスマイナスゼロの水準になっています。世界経済に連動したパフォーマンスが得られますので、この結果は当たり前です。

世界経済が良くなっていけば、パフォーマンスも改善されていきます。また、この投資信託の総購入量である純資産額は順調に伸びておりますので、投資している人自体は減っていないようです。安心できます。

 

投資先主要企業

企業としてはアメリカの有名企業が並んでいます。ただアメリカだけに投資している投資信託の場合は、上位10社で全体の20〜30%くらいあります。

この投資信託は全世界で分散していますので、比率が一番多いアップルでも2.2%で、上位10社でも10%くらいの比率となっています。

会社名 比率
アップル アメリカ 2.2%
マイクロソフト アメリカ 2.1%
アマゾン アメリカ 1.5%
フェイスブック アメリカ 0.9%
JPモルガン アメリカ 0.8%
アルファベット(クラスC) アメリカ 0.8%
アルファベット(クラスA) アメリカ 0.7%
ジョンソン・エンド・ジョンソン アメリカ 0.7%
ネスレ スイス 0.7%
プロクター&ギャンブル アメリカ 0.6%

 

 

運用管理費

運用管理費は、年率:0.1144%です。

銘柄選定を運用会社で行うアクティブ運用を行なっている投資信託に比べればかなり低い水準です。

この投資信託のように指標に連動したパフォーマンスを目指すパッシブ運用の投資信託の中では一般的な水準です。

投資信託名称 タイプ 運用管理費(年率)
ひふみ投信 アクティブ 1.0780%
eMAXISSlim米国株式(S&P500) パッシブ 0.0968%
楽天・全米株式インデックス・ファンド パッシブ 0.1620%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド パッシブ 0.1023%
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) パッシブ 0.1144%

 

運用管理費は、とても重要です。1%と考えるととても少ないように思えますが、投資の世界での1%はかなり大きいです。

毎月2万円を30年積立した場合、3%のリターンと4%リターンでは、200万円くらいの差が出てきます。200万円以上の成果を出してくれる投資信託であれば良いのですが、そんな投資信託は稀です。その稀な投資信託を選ぶことも難しいと思いますので、手数料の低いパッシブ運用の投資信託を選んだ方が確実だと思います。

(参考)リターンが3%と4%での最終金額比較

30年後220万円も違います。(楽天かんたんシミュレーションで比較)