ETF

HDVとVYMを比較。組み入れ銘柄は同じだが、保有比率が全然違う!

アメリカの高配当HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)とVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)があります。

どちらも配当利回りが4%を超えている高配当を売り文句にしたETFですが、どっちを買うのがいいんでしょう?

2つのETFのセクターごとの比率と構成銘柄を比較してみたら、組み入れ銘柄は同じですが、保有比率が全然違いまして、新たな発見がありました。

HDVは、ヘルスケア・エネルギーで約6割!

対して、HDVはヘルスケア・エネルギー・通信で約6割を占めています。

ヘルスケア関連はコロナ環境下でも影響を受けにくい業種なので良さそう。あと通信も今後はリモートワークや5Gの恩恵を受けて需要が期待できそうです。

エネルギーは、今は低迷していますが今後景気が回復すれば、必ず需要は高まりますので、上昇が期待できます。

 

VYMは、金融・ヘルスケア・生活必需品で半分!

対して、VYMは金融・ヘルスケア・生活必需品で約半分を占めています。

金融は、日本でもアメリカでも配当金が高めなので、高配当ETFにはどこでも入ってきますね。

それ以外のセクターでは、ヘルスケア・生活必需品、コロナ下でも影響を受けにくい業種なので、少し安心です。

 

HDVの99%はVYMに含まれている

HDVは75銘柄、VYMは428銘柄で構成されています。

その中で重複している銘柄は72銘柄です。

重複している銘柄の保有比率を集計してみると、HDVは約99%、VYMは約38%が重複していることになります。

HDVに組み入れられている銘柄はほぼVYMにも組み入れられてます。

重複している72銘柄

HDVの99%はVYMと重複していますので、ほぼHDVの銘柄です。ヘルスケア・エネルギー・通信が多いです。

ただ、銘柄はほぼ重複していますが、それぞれの保有比率が違ってます。

保有比率が大きく異なっている銘柄は、ジョンソンエンドジョンソンがHDV:7.18%に対してVYM:3.85%。シスコがHDV4.04%に対してVYM:2.05%。

コカコーラがHDV4.09%に対して、VYM:1.79%。ペプシコはHDV3.56%に対して、VYM:1.9%。

AT&TがHDV:9.53%に対して、VYM:2.24%。ベライゾンがHDV:6.52%に対して、VYM:2.37%。

優良な企業はHDVの方が多めの保有比率になっているので、HDVの方が期待できそうです。

保有比率が大きく異なっている企業

企業名 HDV VYM
ジョンソンエンドジョンソン 7.18% 3.85%
シスコ 4.04% 2.05%
コカコーラ 4.09% 1.79%
ペプシコ 3.56% 1.90%
AT&T 9.53% 2.24%
ベライゾン 6.52% 2.37%
エクソンモービル 8.65% 1.96%
ファイザー 5.73% 1.89%

 

 

HDVだけの3銘柄

HDVだけに組み入れられてるのは、以下3銘柄です。あまり知らない会社ですし、比率も1%程度なので、誤差の範囲だと思います。

ただ、SP500には採用されているので、優良な企業ではあると思います。

VYMだけの356銘柄

重複しているのは78銘柄(25%)ですので、その他356銘柄(75%)は、VYMだけに存在しています。

JPモルガンやバンクオブアメリカなどの金融系。インテル、ブロードコム、クアルコムなどの半導体。アッヴィなどの医療、マクドナルドなどなど、幅広い銘柄を組み入れています。

 

株価の戻りはどちらも半分くらい

株価の動きは同じような感じになっています。

コロナの暴落からはどちらも半分くらいしか回復していませんね。

 

まとめ

HDVの採用銘柄は、ほぼVYMにも組み込まれています。VYMの方がお得なような気がしますが、保有している比率が違います。組み入れ比率上位銘柄は、コカコーラ、ジョンソンエンドジョンソン、ペプシコなど優良企業が多いです。

そう考えると、HDVの方が少数精鋭な感じがして魅力的です。今後の5Gにも対応できる通信関連企業が多めになっていることも、わたしにとっては魅力的なので、わたしはHDVを買っていきたいと思います。