ETF

SPYDとVYMを比較。不動産に投資したい場合SPYD。それ以外はVYMの方が良さそう。

アメリカの高配当ETFにSPYD(SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF)とVYM(バンガード・米国高配当株式ETF)があります。

どちらも配当利回りが4%を超えている高配当を売り文句にしたETFですが、どっちを買うのがいいんでしょう?

2つのETFのセクターごとの比率と構成銘柄を比較してみてみました。

 

SPYDは不動産・金融・公益で約4割!

SPYDはステートストリート社が運営している高配当ETFです。SP500指数採用銘柄から高配当の銘柄を選定して構成されています。

不動産・金融・公益事業セクターで全体の約4割を占めています。

 

VYMは、金融・ヘルスケア・生活必需品で半分!

対して、VYMは金融・ヘルスケア・生活必需品で約半分を占めています。

金融は、日本でもアメリカでも配当金が高めなので、高配当ETFにはどこでも入ってきますね。

それ以外のセクターでは、ヘルスケア・生活必需品、コロナ下でも影響を受けにくい業種なので、少し安心です。

 

SPYDの約8割はVYMに含まれている

SPYDは61銘柄、HDVは428銘柄で構成されています。

その中で重複している銘柄は49銘柄です。

重複している銘柄の保有比率を集計してみると、SPYDは約82%、HDVは約25%が重複していることになります。

SPYDはほぼVYMに包含されている感じです。

 

重複している49銘柄

SPYDの82%はVYMと重複しています。重複銘柄は、ほぼSPYDと考えてもいいでしょう。

ただ、保有比率は違ってますね。SPYDは1〜2%程度を保有しているのに対して、VYMは0.数%台がほとんどです。

VYMは全部で428銘柄に分散投資しているので、どうしても1つ1つの銘柄の保有率が低くなってしまいます。良くも悪くも安定的な株価推移になります。

SPYDだけの12銘柄

SPYDだけの銘柄は、ほぼ不動産セクターです。

不動産に投資したい場合は、SPYDを買うべきです。ただ、コロナウィルスの蔓延で実店舗が敬遠されているので、不動産関連は厳しいかもしれません。

不動産は数年後に上がることを期待して気長に待つしかなさそうです。

VYMだけの379銘柄

SPYDと重複しているのは49銘柄(25%)ですので、その他379銘柄(75%)は、VYMだけに存在します。

25%しか重複していないのだったら、同じ高配当ETFを謳っていても別物ですね。

突出して多い銘柄はありませんが、ジョンソンエンドジョンソンやP&Gなど昔ながらの優良銘柄が入ってるのが良いです。

インテルやクアルコムなど半導体関連、マクドナルドなども入ってるので幅広い銘柄が入っています。

 

SPYDは3分の1、VYMは半分回復。

SPYDは、約3分の1くらい回復、VYMは半分くらい回復しています。SPYDは不動産・金融が多く、まだ戻り切ってないんでしょうね。不動産・金融の回復をどう見るか次第です。

VYMは広く分散されていますが、アマゾンやマイクロソフトなどの成長株は含まれてないので、コロナ暴落前まで戻り切ってない状態です。

 

まとめ

不動産に投資したい場合はSPYD、いろんな銘柄に分散したい場合はVYMといった感じでしょうか。

高配当ETFはどちらかというと安定的な値動きで、長く持ってた方がいいと思うので、どちらかというとVYMの方がおすすめですかね。

わたしはもう一つの高配当ETFのHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)がお気に入りです。

○SPYDとHDVを比較。HDVが案外良くて見直しました。買ってみようと思います。

○HDVとVYMを比較。組み入れ銘柄は同じだが、保有比率が全然違う!