わたしは、QQQとVOOを定期購入しています。
QQQとはアメリカのETFで「インベスコQQQ信託シリーズ1」のことです。
VOOもアメリカのETFで「バンガード・S&P500ETF」のことです。
QQQは攻撃、VOOは防御のつもりで買っています。
QQQはナスダック100に連動した技術系が中心
QQQ(インベスコQQQ信託シリーズ1)はナスダック100指数に連動したパフォーマンスを目指しています。
ナスダックはアメリカの新興企業向けの上場株式市場です。日本でいうとマザーズ市場のようなものです。
そのナスダック市場の中で優良な企業を100社選定した指数がナスダック100指数です。構成銘柄としては、以下の通りで、アップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット(グーグル)など、名だたる企業が並んでいます。
特徴としては、QQQはその時代時代に応じた優良企業を100社集めているので、QQQを買っておけば、勝手にトレンドについていってくれるところです。
構成銘柄TOP10
順位 | 会社名 | 比率 |
1 | アップル | 11.8% |
2 | マイクロソフト | 11.3% |
3 | アマゾン | 8.9% |
4 | アルファベット クラスC | 4.1% |
5 | アルファベット クラスA | 4.1% |
6 | フェイスブック | 4.0% |
7 | インテル | 2.7% |
8 | ペプシコ | 2.2% |
9 | コムキャスト | 2.2% |
10 | シスコシステムズ | 1.9% |
情報元:インベスコ(2020年3月14日調査)
ここ最近は、新興企業で優良な企業は情報技術セクターが多いので、結果的に情報技術セクターを中心に投資しているETFになっています。
最近、コロナショックの影響でリモート会議が増加してきましたので、Zoomなども数年後には入ってくるのかも・・・。
VOOはS&P500に連動した安定的なETF
VOO(バンガード・S&P500ETF)はアメリカS&︎P500指数に連動したパフォーマンスを目指しています。
優良企業500社に分散されていますので、安心感があります。しかも投資の神様ウォーレンバフェットさんも「バフェットからの手紙」で投資の素人はS&P500に投資することを勧めています。
投資を本業としている人ならともかく、我々のような一般人は素直に言うことを聞いておくのが良さそうです。
構成銘柄TOP10
順位 | 会社名 | 比率 |
1 | マイクロスソフト | 5.1% |
2 | アップル | 5.0% |
3 | アマゾン | 3.4% |
4 | フェイスブック | 1.9% |
5 | バークシャーハザウェイ | 1.7% |
6 | アルファベット(クラスC) | 1.6% |
7 | アルファベット(クラスA) | 1.6% |
8 | ジョンソンエンドジョンソン | 1.6% |
9 | JPモルガン | 1.3% |
10 | ビザ | 1.3% |
情報元:バンガード(2020年3月14日調査)
構成銘柄のTOP10自体は、QQQと似ています。現在、アメリカの主要企業はFAAMG(フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト、グーグル)ですからね。
それ以外では、バフェットさん率いるバークシャーハザウェイ、医薬のジョンソンエンドジョンソン、金融でJPモルガン・ビザが続いています。
どこも名だたる企業ばかりですね。安心できます。
過去10年のリターン比較
この2つのETF、過去10年のリターンはどうだったんでしょう???
結果は一目瞭然でQQQの圧勝です。この10年は情報技術系が強かったですし、分散している会社数も100社とS&P500に比べると小さいです。分散度合いが小さく、集中度が高まりますのでパフォーマンスも上がります。
ただ、株価のばらつきを表す標準偏差も高いです。ハラハラドキドキはするけど、それに耐え抜ければリターンは高かった!と言う感じです。
対してVOOは、標準偏差は低めです。500社に分散しているので、どこかの業種が下がっても、違う業種が上がったりして、株価も平準化されていたんだと思います。
ただ、リターンに関してはQQQに比べると少なめですね。これも分散の影響です。たくさんの会社で分散すればするほど、株価は平準化されていきます。
わたしは両方買ってます!
冒頭にも書きましたが、わたしはQQQ、VOOを毎月10万円ずつ定期購入しています。毎月15日にSBI証券で自動購入の設定をしていますので、忘れることもありません。
あと自分で買おうとすると「今日は値上がりしそうだからやめとこう・・・」とか雑念が入って買えません。それを防ぐ為にも自動購入設定がお勧めです。