SPLG(SPDR ポートフォリオ S&P 500 ETF)は、アメリカのS&P500指数に連動したアメリカのETFです。
S&P500指数に連動したETFはたくさんありますが、SPLGだけが違う点は、購入単価の安さです。1株あたりの単価が低く設定されてるので少額で買いやすいです。
2021年1月9日時点で、約45ドルですので、5千円位あれば購入できます。
対してVOO・IVV・SPYなどSP500に投資している他のETFの場合は、350ドル以上しますので3万5千円くらい必要になります。
少額から投資を始めたい初心者にとって、投資しやすいETFです。
ティッカー | ETF名称 | 現在の価格 |
SPLG | SPDR ポートフォリオS&P 500 ETF | 44.57 ドル |
VOO | バンガード・S&P 500 ETF | 350.42 ドル |
IVV | iシェアーズ・コア S&P 500 ETF | 382.64 ドル |
SPY | SPDR S&P 500 ETF | 381.26 ドル |
(このページは、2021年1月9日に更新しています。)
ETF名称
SPLG(SPDR ポートフォリオ S&P 500 ETF)
ETFの概要
S&P500指数に連動した値動きをします。SPLGは他のS&P500連動ETFよりも少額で購入できることが特長です。
またS&P500指数とは、アメリカの主要企業500社を集めたアメリカの代表的な指数です。
下がったからと言って、むやみに売ってはダメ!
2020年3月のチャート
以前このETFを調査した時は2020年3月のコロナショック真っただ中でした。その時の株価チャートは以下の形で、絶望的な形をしています。
2021年1月のチャート
2021年1月時点では、株価は回復どころか最高値を更新し続けています。コロナショック時点で売ってたら、ひどい目にあってました。
アメリカの主要企業を信じて、放っておくのが一番ですね。
情報元:SBI証券
構成銘柄上位はアメリカの主要企業なので安心!
アップル・マイクロソフト・アマゾン・アルファベット(グーグル)・フェイスブックなど有名な顔ぶれが並んでいます。テスラも2020年末ごろにS&P500に組み入れられました。
アメリカの代表企業が並んでますので、安心して持ち続けられます。
順位 | 会社名 | 比率 |
1 | アップル | 6.5% |
2 | マイクロソフト | 5.2% |
3 | アマゾン | 4.2% |
4 | フェイスブック | 2.0% |
5 | テスラ | 1.9% |
6 | グーグル(クラスA) | 1.7% |
7 | グーグル(クラスC) | 1.6% |
8 | バークシャーハザウェイ | 1.4% |
9 | ジョンソン&ジョンソン | 1.3% |
10 | JPモルガンチェース | 1.3% |
情報元:ステートストリート(2021年1月9日調査)
情報技術がセクター比率TOP!
S&P500に採用される銘柄は常に変動しており、その時代の代表企業が名を連ねています。
今は、ITテクノロジー企業が台頭していますので、情報技術が27%でトップです。十数年後は、また別のセクターがトップになってるんでしょうね。
セクター | 比率 |
情報技術 | 27.2% |
ヘルスケア | 13.7% |
一般消費者向けサービス | 12.8% |
金融 | 10.8% |
通信・コミュニケーション | 10.6% |
資本財 | 8.4% |
生活必需品 | 6.3% |
素材 | 2.8% |
公益事業 | 2.7% |
エネルギー | 2.5% |
不動産 | 2.3% |
SPLGは試し買いしたい初心者にオススメ!
S&P500指数に連動したETFはたくさんあります。
ただ、他のS&P500指数連動ETFは、最低でも3万円くらいするため、試しに買うにはちょっと高めです。
SPLGの場合、5千円くらいで購入できますので、試しに買うにはちょうど良い価格ですので、試し買いしたい時に買ってみてはどうでしょうか?
慣れてきて、もっと大きな金額を扱うようになったら、VOO・IVV・SPYなど、他のETFを買ってみたらよいと思います。