高配当ETFのSPYDについて、ちょうど1年前の今頃は、コロナショックで大暴落中でした。今の半値近くの22ドル付近まで下がってたんですね・・・。
この時は「売ってしまおうか・・・」と何度も悩んでましたが、結果的に売らずに正解でした。今では、元の水準に戻って無事含み益状態になりました。
改めて、SPYDとはどんな銘柄かを調べてみました。
SPYDとは? 安心できる高配当ETF!
SPYDとは、ステートストリート社が販売している「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF」のことで、高配当ETFとして人気があります。
構成されている企業は、アメリカの優良企業を集めたS&P500指数の中から選別していますので、安心して保有できます。
年間の経費は低く、配当利回りは高いので、ずっと持っておいて配当金をもらい続けるのがお得なやり方です。
年間経費率 | 配当利回り |
0.07 % | 4.05 % |
構成されている業種は? 金融・不動産が多め!
SPYDは80銘柄で構成されています。セクターごとの構成比率としては、金融や不動産企業が多めです。このふたつで全体の40%くらいを占めています。
構成企業は? 均等分散なので気にする必要なし!
あと、特徴的なのは、企業ごとの構成比率が1%位でほぼ均等に分散されていることです。80銘柄がこんな感じで分散されています。
上位10銘柄の比率も多くて1.56%です。0.01~2%ずつの違いしかありません。
企業単位で何か問題が起きたとしても、ETF全体への影響は軽微です。
順位 | 会社名 | 比率 |
1 | HollyFrontier Corporation | 1.56 % |
2 | ConocoPhillips | 1.54 % |
3 | Valero Energy Corporation | 1.52 % |
4 | People’s United Financial Inc. | 1.43 % |
5 | Hanesbrands Inc. | 1.42 % |
6 | Exxon Mobil Corporation | 1.42 % |
7 | Seagate Technology PLC | 1.41 % |
8 | Hewlett Packard Enterprise Co. | 1.40 % |
9 | Vornado Realty Trust | 1.39 % |
10 | Marathon Petroleum Corporation | 1.39 % |
今後の予定は?
わたしの場合は、すでに67万円くらい保有していますので、今後も値上がりを続ける場合、新たに買い足すつもりはありません。
配当利回りが4%なら、税金を差し引いても2万円くらいの配当金はもらえますので、十分です。
もし、このページを見ていただいた方で、高配当関連のETFを持っていない場合は、買ってみてもいいのかなと思います。株価下落時は、かなり影響を受けて精神的につらいですが、配当金をちょっとずつもらえる嬉しさはありますよ。
このSPYDだけでなく、HDVやVYMなど高配当を売りにしているETFはたくさんありますので、その中から選んでみてもいいですし。
(SPYD・VYM・HDVを比較。ベターな高配当ETFはどれ?)