わたしは、高配当銘柄をいくつか買ってます。
購入を決めるときは、四季報の株主欄をチェックし、なにかあった時に救済してくれそうな大株主がついてるのかどうかも考慮に入れてます。
そして、わたしにとって救済してくれそうな大株主のTOPは、国自体です。
大株主が国をあらわす「財務大臣」だったら、買っも大丈夫かなと判断しています。
株主TOPが財務大臣!?
JT(2914)の四季報株主欄を見てみましょう。
確かに「財務大臣」となってます。JTは昔は国有企業で日本専売公社として活動していましたから、その名残ですね。
株主比率は全体の3分の1である33.3%保有しています。
財務大臣が経営に対して、指示してるわけではないと思いますが、後ろ盾に国がついていると思えば、安心です。
配当利回りは何%がお得?
次に利回りです。
私は、税金を差し引いて4%位だったら、高配当銘柄だと判断し、買っています。
30万円分の株を購入すれば、12,000円分を毎年配当金として受け取れますので、ちょっとしたお小遣い気分です。
せっかく配当金投資したのに、受け取れるのが数千円だったら、なんだかさみしいですからね。
購入中の配当狙い銘柄3選
JT:日本たばこ産業(2914)
大株主は、財務大臣です。
税引きの配当利回りは本日時点で、約5.6%でしたので、かなり高いです。
日本では、禁煙が普及してきていますので、衰退していきそうですが、JTは海外のたばこ企業を買収し、主戦場は海外に移りつつあります。
急成長はしないでしょうが、急激に衰退することもないと思うので、配当狙いとしてはちょうど良いです。
NTT:日本電信電話(9432)
NTTも、大株主は財務大臣です。昔は国営の日本電信電話公社です。
最近は株価が上がってしまったので、税引きで3%くらいです。
20代、30代の若い人にとっては、配当金をもらえる期間が長くなるので、3%でも十分高い水準ですね。
あとNTTの場合は、今後、5Gの普及などで、株価自体が上がる期待があります。わたしが買った時からでも、300円くらい上がっていますし、成長期待もあります。
三菱UFJフィナンシャルG(8306)
こちらは、大株主が国ではありませんが、銀行関連銘柄は、ここ数年停滞していますので、配当利回りが上がっています。
また、3大メガバンクの経営状態が悪くなったら、国からも救済措置が入るでしょうから、安心材料もあります。
肝心の配当利回りはというと、税引きで4.5%くらいですので、十分高い状態です。
JTやNTTなどがどうかなぁと感じる場合は、3大メガバンク系を買うのがベストです。
わたしの場合は、UFJをよく利用するので、UFJにしました。みなさんがよく利用するメガバンクを買うのも良いですね。