2~3月ごろは部署異動が発表される時期ですね。
新たに企画系部署へ異動することになり、困っている人もいるんじゃないでしょうか?
なかなか、新たな企画を考えるのって難しいですからね。どうやってアイデアを生み出していけばいいのかもわからないし・・・。
そんなお悩みをお持ちの方は「アイデアのつくり方」を読んでみるといいです。
1975年に書かれた本で、アイデアのつくり方のバイブルとして、読み続けられています。しかも、かなり薄っぺらい本でして、1時間もあれば余裕で読めます。
厚さはこれくらい・・・。
書かれている内容も至ってシンプルで、以下の5つです。
それぞれ私なりの解釈も添えてますので、読んでみたいなと思ったからは、オススメの本です。値段も私が買った時で880円ですので、かなり安いですし。
目次
0、テーマを決める
これは本には書かれてませんが、まずはテーマ決めが必要かなと思います。
あまりに広範囲なことを考えても発散してしまうので、どんな分野のアイデアを出したいのかを決める段階。
私だったら、IT系企業に勤めているので、「お客さんに売れそうなシステムサービスはどんなの?」「運用業務を効率化するには?」とかです。
職種によっては「お客さんに売れそうなレイアウト」「手に取ってくれそうな商品」みたいな事柄もあるんでしょうか。
1、必要な資料(データ)を集める
テーマを決めたら、そのテーマに沿った資料(データ)を徹底的に集めましょう。
グーグルで検索したり、本や雑誌を読んでみたり、方法は何でもよいので、まずはデータを片っ端から集めてみる。
他の会社でやっている事例などがあっても良いですね。
たくさんの会社でやってるってことはなにか良いことがあるからです。それに自分なりの工夫を加えるだけでも立派なアイデアになりますしね。
2、データを自分なりに理解する。
資料(データ)が集まったら、その集まったデータを自分なりに理解しましょう。
なんで、その会社はそんなシステムを開発したのか?お客さんにとってどんなメリットがあったから売れたのか?とか、ここはそのデータを読み込んで、自分なりに理解する段階です。
3、いろいろなデータを組み合わせて、考える。
データの理解ができたら、個々のデータを組み合わせながら、考えてみましょう。
「いろんな会社が同じようなシステムを開発しているなぁ・・・」とか「こっちのシステムにはあの機能がついてるけど、あっちのシステムにはないなぁ、なぜなんだろう・・・」とか、いろいろと思いを巡らせて、考えてみる。
4、常にそれを考えている。突然ひらめく!
その後は、常にそのアイデアのことを頭の片隅で考え続けてください。
ごはんを食べている時も、ゲームをやっている時も、他の仕事をしている時も、「常に」頭の片隅に置いておくことが大切です。
そしたら、突然ひらめきます。それは突然やってきます。「あっ!あーすればいいんじゃないか!!!」という感じで。
もしひらめいたら、必ずメモしてください。結構忘れてしまいますので。
この段階がとても長いので、やめてしまいがちですが、常に考えていると、ひらめく時は必ずやってきますので、あきらめずに考え続けてください。
5、そのアイデアを次の日に見返す。
アイデアがひらめいたら、次の日に見返してみましょう。
ひらめいた瞬間は「最高のアイデアだ!」と思って興奮気味なんですが、次の日、冷静になってみると、大したことない場合はよくあります。
次の日に見返しても最高のアイデアだったら、それは本物です。それを次の企画会議で発表してみましょう。
まとめ
以上がアイデアのつくり方です。かなり地味な作業ですね。
企画系の職場に異動になってしまって、困っている人の助けになってれば幸いです。
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