わたしは、1か月に1回、アメリカのナスダック100指数に連動するETFのQQQを定期購入しています。
SBI証券で自動買い付け設定をしているため、構成銘柄もこまめにチェックはしていません。
約半年ぶりくらいに構成銘柄をチェックしてみたら、TOP10は結構変わってました。
ナスダック100指数は、新興企業のTOP100を選別しており、時代の最先端を映しています。構成銘柄をチェックするだけでも勉強になりますよ。
構成銘柄TOP10の比較
2020年の3月と10月で比較したものが以下となります。
2020年3月 | ⇒ | 2020年12月(現在) | ||
アップル | 11.8% | アップル | 13.3% | |
マイクロソフト | 11.3% | マイクロソフト | 10.0% | |
アマゾン | 8.9% | アマゾン | 9.8% | |
グーグル(A) | 4.1% | テスラ | 4.7% | |
グーグル(C) | 4.1% | フェイスブック | 4.0% | |
フェイスブック | 4.0% | グーグル(A) | 3.6% | |
インテル | 2.7% | グーグル(C) | 3.5% | |
ペプシコ | 2.2% | エヌビディア | 2.5% | |
コムキャスト | 2.2% | ペイパル | 2.1% | |
シスコ | 1.9% | アドビ | 1.8% |
上位は、やはりGAFAMですが、そこに割って入ってるのがテスラです。電気自動車の普及期待でここ数か月は相当上がりましたからね。
テスラの個別株は乱高下が激しく、なかなか怖くて買えてませんでした。
でもQQQの約5%の比率があるなら、私も知らず知らずのうちに10万円くらい間接的に投資しており、株価上昇の恩恵を受けてたみたいです。
あと、エヌビディアも上がってきてます。エヌビディアは人やモノをカメラで画像解析するGPUの開発を行っています。
自動運転だったり、顔認証だったり、今後もGPUを使う機会はたくさんありそうなので、今後もエヌビディアは期待できそう。
ペイパルは自宅でモノを買う時の決済手段、アドビはリモートワークの普及なのかな。
半年前はペプシコやコムキャスト、シスコなど昔ながらの企業が7~10位でしたが、それがコロナの影響でリモート関連銘柄に置き換わっていった感じですね。
構成セクターの比較
構成セクターの比較です。
セクター | 2020年3月 | 2020年12月 |
情報技術・テクノロジー | 44.5% | 47.6% |
一般消費財 | 15.2% | 19.8% |
通信 | 20.9% | 19.1% |
ヘルスケア | 7.6% | 6.2% |
生活必需品 | 5.6% | 4.8% |
工業 | 3.3% | 1.7% |
その他 | 2.9% | 0.8% |
情報技術・テクノロジーと一般消費財セクターが上昇し、その他のセクターが下がってる感じですね。
情報技術はアップルやマイクロソフトなど、一般消費財はアマゾンやテスラなど、この半年、強かった銘柄が分類されてます。
「下がった時に買う」は無意味かも・・・
3月にコロナの影響で急落しましたが、その後は急回復し、コロナ前を軽く上回ってしまってます。
あと、コロナの時にすごく下がったなぁと思ってましたが、よく見たら2019年の初めの水準に戻っただけでした。
そう考えると「下がった時に買う!」よりも「毎月少しずつ買う!」のほうが現実的ですね。
いつ下がるかなんて、わかりませんし、それを待ってる時間も面倒ですし・・・。
ナスダック100に連動してるからオススメ
QQQは、ナスダック100指数に連動しています。
ナスダックは、新興企業が集まる市場ですので、注目される銘柄も含まれています。
個人投資の場合、新興企業を調べるのも大変ですし、いざ買う時も勇気がいります。QQQを買っておくと、そういった新興企業も勝手に組み込まれてますので、手間が省けます。
テスラやエヌビディアなど、欲しいなぁと思ってても、高くてなかなか買いづらい銘柄もいつの間にか保有してますし。
QQQは、個人投資家にとってはオススメのアメリカETFです。