2020年は景気後退が噂されてます。
景気後退時のリスクヘッジとしてGMOクリック証券で金(ゴールド)取引を始めてみました。金取引というとなんだか難しそうなイメージがありましたが、やってみると案外簡単でFXや株を売買するのと同じような感覚で取引できました。
このページでは金取引を始めるに当たっての基本的な3つの事柄について書いています。
1、金(ゴールド)を買う時の手順
2、必要となる資金
3、毎日徴収されるお金
金(ゴールド)を買う時の手順
①GMOクリック証券のメニュー画面から「CFD」をクリックします。
②「金スポット」をクリックします。
③売買:買、取引数量:1を入力して、注文します。
必要となる資金
必要となる資金は、最低限必要となる「必要証拠金」、ロスカットレートを広げるための「任意証拠金」の2つに別れています。
購入した直後は任意証拠金はゼロ円です。最低限の証拠金しか入金されていない状態なので、金価格が下落した時にロスカットされないか不安です。任意証拠金も入金して金価格の下落に備えましょう。
必要証拠金
必要証拠金は金を1つ購入するために最低限必要な資金です。
必要証拠金の額を把握するために、まずは金1つ分は日本円でいくらなのかを計算してみましょう。
購入時の金のドル単価と米ドルレートは以下でしたので円単価は約16万円です。
①金の単価 | ②米ドルのレート | 金の単価:①×② |
1499.4(米ドル) | 109.32(円) | 163,914(円) |
この数値から必要証拠金は計算できます。
GMOクリック証券ではレバレッジ20倍の取引をさせてくれますので、163,914(円) ÷ 20(倍) = 8,195(円) と計算することができます。
最低限必要な資金は1万円と考えておけばいいのかなと思います。
任意証拠金
任意証拠金は、ロスカットレートを広げるための証拠金です。
金を購入した直後は任意証拠金はゼロ円で、ロスカットレートは1,463米ドルとなっています。(青枠)
わたしは金相場が下落した時にもロスカットしにくいようにしておきたいので、任意証拠金を追加入金します。
ロスカットレートを広げる手順
ロスカットレートを広げるには、ロスカットレート自体を決める方法と入金できる任意証拠金を入力する方法の2通りがあります。
ロスカット値を決める
「だいたい1380ドルまでロスカットしないようにしたい!」って感じで、ロスカット値自体を決める方法が一つ。
入金できる資金量から決める
「用意できる資金は1万円。その分だけロスカットレートを広げよう!」という感じで入金額から決める方法が2つ目です。
わたしは1万円追加入金してみました。
ロスカットレートが1463ドルから1370.4ドルに広げられました。これで少々の下落にも耐えられます。
毎日徴収されるお金
金を購入した場合金利調整額が毎日徴収されます。FXでいうところのスワップポイントです。
金は米ドルで買っています。金利がプラスの米ドルを売って、金利がゼロの金を買っていますので、買う場合は金利の差額を支払う形になります。
12月の実績をみていると1日あたり5円〜12円あたりです。1年間保有していると、年間4千円くらいの費用が徴収されると考えておいた方が良さそうです。
(GMOクリック証券12月の金利調整額カレンダー)
金取引を始めるには
わたしはGMOクリック証券で金取引を始めました。
「はじめてのCFD」という初心者にもわかりやすい解説がされていましたし、馴染みの薄いものを取引する時は出来るだけ大手で安心できる証券会社を選びたかったので。
今後は、徐々に取引金額を増やしていきたいなと思います。